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上田 敏子

Toshiko Ueda

Profile

1966年5月生まれ。京都市出身。カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院にて国際関係・環太平洋研究学を学んだ後、ジャパン・アメリカテレビジョン、NCN Institute、裏千家ファウンデーション、Kenzo Estateに勤務。リッツ・エスコフィエ・パリ製菓プログラムを修了し、atelier b.にてお菓子教室を主宰した経験を持つ。裏千家茶道準教授として茶道の指導にもあたる。サニーベール在住。

 

 

趣味に子育て、勉強も

いくつになってもチャレンジを

 

ベイエリアに住むことになったきっかけ

 以前働いていた会社の新規事業立ち上げが一段落し、グリーンカードを取得したこともあってオクラホマ州からキャリアチェンジのためにベイエリアにきました。

 

学生時代について

 日本の大学を卒業後、南カリフォルニア大学に編入して国際関係学を専攻しました。その後、カリフォルニア大学サンディエゴ校の修士課程でアジア諸国を中心とする国際関係学を学びました。大学院では膨大な量の予習やプロジェクトに加え、中国語なども履修し、日本語のティーチングアシスタントも務めていたので、ラ・ホヤの素晴らしいビーチを横目に自宅と大学を往復する毎日でした。メキシコの孤児院の施設改善プロジェクトに参加したり、地域の小・中学生のメンター・プログラムにも参加して充実した学生生活でした。

 

英語は得意?失敗したエピソードは?

 あまり得意ではないです。今でも夫によく発音や言い回しを直してもらうことがあります。かつては夫の連れ子である姉妹の一番下の子の話がほとんど理解できず、上の娘達に通訳をしてもらったこともありました。また、姉妹喧嘩の時はまるでディベート大会の審査員のように一生懸命集中して聞いてました。

 

英語力向上のための秘訣は?

 学生時代はとにかく本を読み、自分の書いた文章をネイティブの「しかるべき人」に読んでもらって何度も書き直す訓練をしました。ニュースや本から幅広いトピックを吸収するようにすることや、とにかく「伝えたい」という気持ちを全面に出して大きな声ではっきりと喋ることも効果的かと思います。

 

食生活について

 昨年、夫が大きな病気をしたこともあり食事には以前にも増して気を使っています。家庭菜園やファーマーズマーケットで入手した新鮮な素材を料理に使っています。気は使いながらも「みんなで楽しく、感謝していただく」というのがモットーです。特に夕食は家族にとって大切で、必ず「今日一日はどうだった?」「今日は何を学んだ?」の質問に全員が答えます。娘達は学校で学んだことを楽しそうに報告しますし、私も何か一つでも家族と共有することができるように日々学ばなければと思います。

 

休日の過ごし方

 午前中はランニング仲間と走ったり、VI(Visually Impaired)ランナー達と一緒にトレーニングをしています。その後、ファーマーズマーケットに行ったり、午後はフラメンコのレッスンや茶道の週末稽古に行き、時間があれば娘達とお菓子作りや料理をしています。たまに夫とオペラやゴルフにも行きます。家事はなるべく平日に終わらせるようにして、休日はあまりじっとしていませんね(笑)。

 

習い事・趣味

 大学院時代にはじめて今年で24年になる茶道です。多忙な毎日の中で落ち着ける時間が欲しかったのと、自国の文化に対する理解を深めたかったことがきっかけです。また、10年ぐらい前から声楽の個人レッスンとSF音楽院でボーカル・パフォーマンスのクラスを取っています。そして以前から興味のあったフラメンコも始めました。色々な分野の人達に出会えますし、何歳になってもチャレンジできる場が多くあるのが素晴らしいと思います。

 

ベイエリアに来て興味を持ったこと

 ランニングです。高校時代から25年ぶりに突然「マラソンを走ろう!」という目標ができて走り始めました。SFマラソンなどのレースを走ることでモチベーションが保てたのと、体調不良を改善できたためずっと続いています。今年は5つのフルマラソンにエントリーしているので、トレーニングの質を高めつつ怪我をしないように取り組んでいます。

 

ずっとベイエリアに住みたい?

 アメリカではロサンゼルス、サンディエゴ、オレゴン州ポートランド、オクラホマ州エドモンドに住みましたが、ベイエリアが自分に一番合っているような気がします。様々なバックグランドを持つ人達がそれぞれの立場を尊重して共存していることが一番の理由です。あとは日本への直行便があること。これは直行便がないところに一度住んでみるとよくわかります。

 

毎年必ず行くベイエリアの

お勧めイベント

 7月のSFマラソンは2009年からできる限り参加しています。どうしても参加できない年は所属する日本人ランナーグループBAJR (Bay Area Japanese Runners) の「スイカ隊」としてランナー達にスイカを配っています。また、10月にサラトガの箱根ガーデンで行われる「箱根大茶会」にもできる限り参加しています。この茶会は異なる流派の茶人が一堂に会する文字通りの「大茶会」で、一般の方も参加できるのでお勧めです。

 

2018年の展望

 家族が健康で幸福に過ごせるように生活環境を整えてサポートしたいと思っています。ライフワークである茶道では禅語や古典、茶懐石や和菓子をもっと学びたいです。生徒さんにもわかりやすく教えられるように基本の点前も見直して常に精進したいと思います。