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Medical Care

医療

アメリカの歯科医療

歯科検診の重要性

アメリカでは、少なくとも年に2回のクリーニングと歯科検診を勧めている。いくら虫歯ができていないとしても、歯の問題は痛みを伴うとは限らず、自覚症状がないことも多い。そこで、自覚症状が無くても深刻な病気に侵されている恐れがあるため定期健診は重要になる。歯科医の検診なしでは発見しにくい症状は次のとおり。

 

●詰め物などの状態悪化

●根面う蝕(歯周病による歯の根元の虫歯)

●歯周ポケット  ●歯茎付近の虫歯

●詰めた箇所の虫歯  ●歯の根元の割れ目

●親知らずの影響  ●歯周病、喉頭がんの兆候

 

 上記の症状からわかるように、歯医者へ行くのは虫歯だけではない。ここアメリカでは特に、歯の損失の要因ともいえる歯周病がもっとも深刻な問題のひとつとなっている。歯周病は慢性的に歯そのものはもちろん、歯茎や骨へも悪影響を与える。これらの症状の進行はたいていゆっくりと、そして初期段階では自覚症状が全くないというケースがほとんど。歯周病になると、口臭がきつくなったり、歯磨きやフロスをしたときに歯茎から出血しやすくなるといった症状が見られるのが一般的だ。また、歯茎がブヨブヨと柔らかい状態になるというのも典型的な症状のひとつ。さらに症状が進行すると、歯から歯茎が離れてきたり歯が抜け落ちてしまうこともある。また、歯周病に年齢は関係ない。10代の若者でも起こり得る病気だ。ここで、歯周病を引き起こす可能性の高い要因をいくつか挙げてみたい。

 

●喫煙

●糖尿病や血液細胞異常などの疾患に伴う免疫力の低下

●ステロイド、抗がん剤をはじめ、その他歯茎に悪影響を及ぼす薬の投与

●口に合っていないブリッジ治療

●深刻な歯周病を患った家族がいる場合、遺伝による疾患

 

 

歯周病予防のために

 まずは、各自で口腔衛生を常に清潔に保つこと。そして、定期的に歯科医による歯のクリーニングを行い、歯磨きでは取り除けない歯垢を取ってもらうことが大切。歯の根元の歯垢を取るルートプレーニングや歯茎のディープクリーニングは、有効な治療方法のひとつにもなる。日頃の歯磨き、バランスの取れた食事、定期的な歯科検診が必要最低条件といえる。

 

 

最新歯科医療技術について

●インプラント:現在、IT技術の革新も手伝いインプラント治療は失った歯に対する最適な治療方法のひとつ。インプラント埋入手術とインプラント歯冠形成を行なっている。

●インビザライン:歯科矯正に従来使われていたワイヤーやメタル矯正器具に代わり、歯型にフィットした透明のプラスチック製の矯正器具による歯科矯正。

●ポーセレンラミネートベニア法:薄いポーセレン板を歯の表面に貼り付けて、歯が欠けてしまったり、歯色が良くなかったりする場合に効果的な治療法。

●歯色の詰め物:歯と同色で自然な仕上がりになり、耐久性にも優れている素材。

●ホワイトニング:オフィスで短時間でできるものと、自宅で手軽にできる方法がある。歯みがきでは落ちない黄ばみを、歯を削ることなく白くする方法。笑顔の魅力度が格段にアップする。

●デジタルX線:デジタルX線は、自然環境の中で受ける一日の放射線量にほぼ等しいため人体への影響もなく、歯の状態の検精度も高い。

●小児治療と笑気ガス:笑気ガスを使用することにより、麻酔注射では取り除けない恐怖心からくる痛みを取り去り、小さな子供がリラックスした快適な状態で治療を受けることができる。

 

 他にも歯科医療に欠かせない歯科器具や技術があるが、どんなに技術革新しても、治療方法の理解とプランニングはしっかりとしたいもの。詳細な情報は歯科医に相談してみよう。

 

情報提供:有馬歯科

www.arimadds.com

 

 

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