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Summer Camp in Japan

サマーキャンプ

 

アメリカだけでなく、日本でも徐々に広がりを見せているサマーキャンプ。日本語の習得を図るために子どもには夏休みを日本で過ごしてほしい、という人も多いだろう。今年は日本で行われるキャンプに参加して、新しい体験と交流を通して日本語を学んでみては?

「体験型学習」ができるキャンプ

 普段はアメリカで暮らす子どもたちが日本の子どもたちの中に入ると、日本語力に差があるためついていけない、異質な存在として敬遠される、というケースも少なくはない。日本語の苦手な子どもの場合、日本語学習を押し付けると逆効果になることも。その場合、無理に教えず、自然に使えるように誘導することがポイントとなる。そのためにはより多くの日本人と交流し、楽しい体験をたくさんすること、つまり、「体験型学習」が効果的。日本で行われている「体験型学習」のキャンプでは多種多様な交流や体験ができるが、例として以下のようなものがある。

 

● 同年代の子どもたちとスポーツや音楽、学校生活を

  通じて交流する

● 寺院で座禅や読経、写経を体験する

● そばやうどんなど伝統的な食事の作り方を学ぶ

● 草木染めや木工などの伝統工芸品を制作する

● 日本の昔の遊びや民話、歌を楽しむ

● 山道をハイキングしたり、川や海で泳いだりする

● 民家にホームステイする、など。

 

幅広い層と日本語で交流

 アメリカでは日本語での会話は限られた人々としかできない子どもたち。幅広い年齢層の人々の話すいろいろな種類の日本語を聞くことができることは、日本語のボキャブラリーの増加にもつながる。また、自分の言いたいことを分ってもらえるように話す努力をすることによって表現力の上達が促される。このような日本語での体験により、子どもたちには「日本語をもっと覚えたい」とか「日本語をもっと上手に話したい」という思いが芽生える。また、日本に暮らす人々との交流は、礼儀作法や丁寧な言葉遣いも身につける良い機会になる。家に入るときの履物の脱ぎ方、食事の時の席順や作法、あいさつやお礼の仕方、など、日本に住んでいる子どもが自然にしていることが、海外の子どもにはできないことがある。大人と対等なものの言い方や態度をすることは日本では好ましいことではない、など、日本語ができてもマナーがわかっていなければ、日本の社会では生きていくのは難しい。日本語力とともに礼儀作法や丁寧な言葉遣いを修得するのも大切。

 

 楽しく有意義に学べること、それが「体験型学習」の魅力。子どもは楽しければどんどん吸収し、想像以上に学習効果が表れていく。また英語で気楽に意思疎通ができる同じ境遇の仲間が同じキャンプに参加していると、お互いの助け合いも学ぶことができる。

 

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