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Bay Area Guide

ベイエリアガイド

ベイエリア日系企業の概況

ベイエリアは、米カリフォルニア州北部のサンフランシスコ沿岸地域の総称で、同州経済を支える主要地域。西海岸における金融、保険産業の中心地サンフランシスコと、その南のサンマテオ、サンタクララ両郡などに広がる IT産業クラスター「シリコンバレー」一帯は、世界で主導的な役割を果たす先端産業の集積地として知られる。そのリベラルな土地柄から、文化、芸術などでも多様な発展を見せる。

 

 世界銀行と米労働省のデータによると、ベイエリアの経済規模は7,473億ドルで、国別のランキングに当てはめるとサウジアラビアとスイスの間の世界20位にランクされるほどの大きな規模を持つ。

 

 

 

日系企業数は最高記録を更新

 北カリフォルニア10郡(カウンティ)で存在が確認できた日系企業は、2016年3月時点で770社だった。これは、日系企業数が過去最高となった 2014年の前回調査の719社を7.1%も上回るもので、企業数の最高記録を更新する結果となった。今回の調査で新たに存在が確認できた企業は151社で、このうち2014~2015年に新たに設立された企業は47社だった。

 

目立った外食産業の進出

 日系企業のベイエリアへの進出は、もともとシリコンバレーのIT企業とのアライアンスを目指すIT分野が主であったが、近年これに加え多様な産業分野の企業が進出するようになってきている。近年進出が目立つ分野としては、「外食産業」である。近縁のベイエリアの好況で中高所得者層が増えていること、また、ベイエリアはオーガニックに代表される健康食品志向が元来強いことから、外食産業のマーケットが拡大しており、この状況を日系外食産業企業が注目していると考えられる。

 持ち帰り弁当のHotto Mottoと定食屋のやよい軒をチェーン展開するプレナスがパロアルトとクパチーノに店舗を展開しているほか、回転ずしのくら寿司もクパチーノに店舗を構えている。また、博多発祥のラーメン店の一風堂もバークレーとサンフランシスコに店舗をオープンし、讃岐釜揚げうどんの丸亀製麺もサンフランシスコにベイエリア一号店をオープンした。

 

立地の状況

 所在地が確認できた342社の立地状況をみると、シリコンバレーのほとんどの自治体が属する「サンタクララ郡」の占める割合が最も大きく42.1%だった。次いで多かったのは、近年企業の進出が目立つ「サンフランシスコ郡」の21.3%だった。2位のサンフランシスコ郡とほぼ同じ割合で日系企業が立地するのは、サンタクララ郡とサンフランシスコ郡の間に位置する「サンマテオ郡」で、20.5%を占めた。これら3郡の後に次いだのは、サンフランシスコからベイブリッジを渡った湾岸の東部に位置し、近年再開発が進むオークランド市を抱える「アラメダ郡」の10.8%だった。これ以外の郡に立地する日系企業も存在するものの、その数は多くはなく、上位4郡が9割以上を占めている。

 

より高まるベイエリアへの関心

 ベイエリアと南カリフォルニアの日系企業数を設立・進出年で見ると、近年進出先として南カリフォルニアよりもベイエリアを選ぶ企業が増えていることがわかる。1990年代半ばまではベイエリアよりも南カリフォルニアへ進出する企業のほうが多かったが、それ以降は2006年を除き、南カリフォルニアと比較しても大差ない数の企業がベイエリアへと進出している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

情報提供:「ベイエリア日系企業実態調査(2016年調査)」

北加日本商工会議所、ジェトロ・サンフランシスコ

 

 

 

 

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